FIND BY PURPOSE
課題から、確認順序と打ち手を見つける
「アクセスが少ない」「問い合わせが増えない」「データを使えない」。見えている症状だけで施策を決めると、別の場所にある原因を見落とします。このページでは、現在の課題から原因を切り分け、最初に確認する指標と進む領域を案内します。
課題解決の基本
症状 → 原因 → 優先順位
施策名から探すのではなく、成果を止めている場所を見つけてから打ち手を選びます。
QUICK DIAGNOSIS
成果を4つの要因に分ける
売上や問い合わせが伸びないときは、まず次の掛け算に分けると、確認する場所が明確になります。
01
対象顧客の流入
必要な顧客が、必要な接点から来ているか
×
行動・CV率
価値を理解し、次の行動を完了できるか
×
顧客単価
適切な商品・提案・組み合わせを届けているか
×
継続・再購入
購入後も価値を感じ、関係が続いているか
PURPOSE 01
集客を増やしたい
アクセスが足りないと感じても、必要なのは単純な流入数とは限りません。狙う顧客、接点、訴求、受け皿を一体で見直します。
まず確認したい状態
- 検索やSNSからの流入が増えない
- 広告を出しても有効な見込み客が来ない
- チャネルごとに発信内容がばらばら
- アクセスはあるが対象顧客と合っていない
課題へのアプローチ
APPROACH 01
獲得したい顧客と成果を定義する
売上・商談・問い合わせなど最終成果から、必要な顧客像と許容CPA・CACを決めます。
APPROACH 02
顧客の情報行動を整理する
検索、SNS、動画、広告、口コミなど、顧客が課題を認識して比較する接点を確認します。
APPROACH 03
チャネルと受け皿を同時に改善する
SEO・広告・SNSだけでなく、遷移先のLP、記事、フォーム、計測まで一続きで設計します。
最初に見る指標
有効流入数 / 非指名・指名検索 / チャネル別CVR / 有効リード率 / CPA・CAC / 商談化率
PURPOSE 02
問い合わせを増やしたい
問い合わせ不足は、価値が伝わらない、信頼が足りない、導線が分かりにくい、フォームが重いなど複数の原因に分けて考えます。
まず確認したい状態
- サイトを見られているのに問い合わせが少ない
- LPからフォームへ進まない
- フォーム入力中の離脱が多い
- 問い合わせの質が安定しない
課題へのアプローチ
APPROACH 01
どこで止まっているか分解する
流入→閲覧→CTA→入力開始→送信完了を分け、流入元や端末別にボトルネックを特定します。
APPROACH 02
価値・証拠・不安解消を整える
対象顧客、得られる価値、実績、事例、価格、FAQを意思決定の順番に合わせます。
APPROACH 03
行動の摩擦を減らして検証する
CTA、入力項目、エラー、表示速度、モバイル操作を改善し、仮説単位で効果を確かめます。
最初に見る指標
CTAクリック率 / フォーム到達率 / 入力開始率 / 完了率 / CVR / 有効問い合わせ率
PURPOSE 03
売上・LTVを伸ばしたい
新規獲得だけに頼らず、商談化、初回利用、継続、再購入、紹介までの顧客体験を設計して売上の積み上がり方を変えます。
まず確認したい状態
- リードはあるが商談や受注につながらない
- 購入後の継続率や再購入率が低い
- 顧客への連絡が一斉配信に偏っている
- 営業・マーケ・CSで顧客情報が分断している
課題へのアプローチ
APPROACH 01
顧客ライフサイクルを定義する
見込み客、商談、顧客、継続、休眠、推奨の段階と、次へ進む条件をそろえます。
APPROACH 02
段階別の価値提供を設計する
メール、LINE、営業、CSを使い分け、顧客が次に必要とする情報と支援を届けます。
APPROACH 03
LTVを要因へ分解して改善する
客単価、購入頻度、継続期間、解約率、紹介率を見て、影響の大きい箇所から改善します。
最初に見る指標
商談化率 / 受注率 / 継続率 / 解約率 / 購入頻度 / LTV
PURPOSE 04
広告費を改善したい
CPAだけを下げるのではなく、計測の正しさ、獲得後の品質、粗利益、LTVまで含めて「投資として良い広告か」を判断します。
まず確認したい状態
- CPAが高騰している
- 媒体の数字と実際の受注が合わない
- どの広告を止めるべきか判断できない
- クリエイティブやLPの改善が場当たり的
課題へのアプローチ
APPROACH 01
成果計測を正しくする
重複や欠損を確認し、問い合わせだけでなく商談・受注・売上を広告へ戻せる状態にします。
APPROACH 02
費用悪化の場所を切り分ける
CPM、CTR、CPC、CVR、商談化率を分解し、媒体・訴求・LP・顧客品質のどこに原因があるか見ます。
APPROACH 03
予算と検証を再配分する
増分効果、粗利益、LTV、再現性を比較し、伸ばす施策・試す施策・止める施策を決めます。
最初に見る指標
CPM・CPC / CTR / CVR / CPA / 商談・受注率 / ROAS・利益
PURPOSE 05
データを活用したい
データを集めること自体を目的にせず、どの判断を良くしたいかを決めてから、計測・統合・可視化・自動化を必要な範囲で整えます。
まず確認したい状態
- 数字が複数ツールに分散している
- レポート作成に時間がかかる
- 顧客単位で行動と売上を見られない
- AIや自動化を導入しても業務に定着しない
課題へのアプローチ
APPROACH 01
意思決定の問いを定義する
誰が、いつ、何を判断するために使うデータかを明確にし、必要な粒度と鮮度を決めます。
APPROACH 02
計測とデータ品質を整える
イベント、顧客ID、命名、権限、同意、欠損・重複の確認ルールを作ります。
APPROACH 03
可視化から業務改善へつなげる
ダッシュボード、CRM連携、アラート、自動化、AIを業務フローと責任者に結びつけます。
最初に見る指標
データ欠損率 / 集計工数 / 顧客ID統合率 / レポート利用率 / 判断時間 / 自動化削減時間
PURPOSE 06
何から始めるか知りたい
施策を選ぶ前に、事業目標と現状の差を整理し、成果を止めている一番大きな課題を見つけて90日単位の優先順位へ落とします。
まず確認したい状態
- SEO・広告・SNSのどれを優先すべきか分からない
- 担当者ごとに考え方や指標が違う
- 施策が増える一方で成果との関係が見えない
- マーケティングの全体像を説明できない
課題へのアプローチ
APPROACH 01
事業目標と現状値をそろえる
売上、顧客数、単価、継続率、期限を確認し、マーケティングが担う範囲を決めます。
APPROACH 02
ボトルネックを一つ選ぶ
認知、集客、CV、商談、継続、計測のどこが成果を最も止めているかを事実で比較します。
APPROACH 03
90日で検証できる計画にする
期待効果、確度、工数、緊急度で順位を付け、成果物・KPI・担当者・見直し条件を置きます。
最初に見る指標
KGI進捗 / ボトルネック指標 / 重点施策数 / 検証完了率 / 改善幅 / 投資対効果
NEXT ACTION
課題を一つ選び、90日で検証できる形へ
すべてを同時に直す必要はありません。影響が大きく、原因を確認でき、90日以内に検証できる課題を一つ選ぶことが最初の一歩です。