AREA 01 / STRATEGY
戦略立案
事業目標から逆算し、誰にどの価値を届け、何を優先し、どの指標で進捗を判断するかを決める領域です。個別施策を始める前に、組織が同じ方向へ進むための判断基準をつくります。
この領域のゴール
経営・顧客・価値・目標・資源を一本の因果関係でつなぎ、「何をするか」と同時に「何をしないか」を説明できる状態にする。

4 THEMES / 5 STEPS / PRACTICAL GUIDE
DETAILED THEMES
この領域を構成する4つのテーマ
各テーマは、概要だけでなく実務手順・成果物・KPI・失敗例まで個別ページで深掘りできます。
01-01
戦略立案の基本となる考え方
施策を増やす前に、事業目標・顧客・価値・指標を一本の因果関係で捉えるための基本を整理します。
主な論点:目的と手段の区別/戦略と戦術/選択と集中/仮説と検証/全体最適/意思決定基準
01-02
経営・事業戦略
経営目標と事業構造を理解し、ウェブマーケティングが担う役割と優先順位を決めます。
主な論点:ビジネスモデル/収益構造/市場機会/競争優位/成長戦略/ユニットエコノミクス
01-03
マーケティング戦略
誰に、どの価値を、どの接点で届けるかを決め、施策選択の基準を作ります。
主な論点:STP/価値提案/ポジショニング/ブランド/カスタマージャーニー/チャネル戦略
01-04
目標・資源設計
KGIからKPIを逆算し、予算・人員・時間・ツールを成果につながる形で配分します。
主な論点:KGI/KPI/KPIツリー/予算配分/人員体制/ロードマップ/優先順位
PRACTICAL FLOW
成果につながる5段階の進め方
順番を飛ばさず、途中の判断と成果物を次の担当者へ渡すことで、施策を部分最適で終わらせません。
STEP 01
事業の前提をそろえる
経営目標、収益構造、商流、制約条件を確認し、マーケティングが担う役割を決めます。
成果物
事業構造図・前提条件一覧
STEP 02
環境と機会を読む
市場、競合、代替手段、顧客変化を分析し、伸ばす市場と避ける競争を見極めます。
成果物
3C・SWOT・市場機会一覧
STEP 03
顧客と価値を選ぶ
優先顧客、顧客課題、選ばれる理由、ポジショニング、ブランドメッセージを定義します。
成果物
STP・価値提案・メッセージマップ
STEP 04
目標と資源を設計する
KGI・KPIを分解し、予算、人員、時間、ツール、外注先を優先順位に沿って配分します。
成果物
KPIツリー・予算表・RACI
STEP 05
実行と検証を管理する
90日・年間ロードマップを作り、仮説、期限、責任者、検証条件を定例で見直します。
成果物
施策ロードマップ・検証バックログ
PRACTICAL CHECKLIST
実務で確認するチェックリスト
企画会議、要件定義、施策レビュー、定例分析で、そのまま確認項目として使えます。
CHECK 01
事業と市場
- 事業目標と期限が明文化されている
- 収益構造と粗利益を理解している
- 市場規模・成長性・競争環境を確認した
- 自社の強みと制約を事実で整理した
- 成長シナリオを複数比較した
CHECK 02
顧客と価値
- 優先する顧客を具体的に定義した
- 顧客課題を一次情報で確認した
- 競合ではなく自社が選ばれる理由がある
- 価値提案が機能説明だけになっていない
- 接点ごとのメッセージが一貫している
CHECK 03
目標と実行
- KGIと先行KPIが因果でつながっている
- 現状値・目標値・期限を設定した
- 予算と人員の配分根拠がある
- 担当者と意思決定者が明確である
- やらない施策と見直し条件を決めた
OUTPUTS & METRICS
作成する成果物と確認するKPI
議論だけで終わらせず、次の領域・担当者が利用できる成果物と、改善判断に使う指標を残します。
OUTPUTS
作成する成果物
- 戦略ブリーフ
- 前提条件一覧
- 意思決定基準表
- 90日実行計画
- 事業構造図
- 3C・SWOT整理
- 成長シナリオ
- 投資判断メモ
- STPシート
- 価値提案表
- メッセージマップ
- チャネル設計図
- KPIツリー
- 予算配分表
- RACI表
- 実行ロードマップ
METRICS
確認するKPI
- 目標達成率
- 重点施策進捗
- 仮説検証数
- 資源集中率
- 売上成長率
- 粗利益率
- 市場シェア
- LTV/CAC
- 認知率
- 指名検索数
- リード数
- 顧客獲得効率
- KGI進捗
- CPA/CAC
- 予算消化率
- 施策完了率
COMMON MISTAKES
よくある失敗と改善の考え方
数字が伸びないときは施策を増やす前に、前提・設計・運用のどこが崩れているかを確認します。
MISTAKE 01
媒体やツールから考え始める
改善:事業課題と顧客課題を先に定義し、施策は比較可能な選択肢として扱います。
MISTAKE 02
ターゲットを広くしすぎる
改善:市場性・課題の強さ・到達可能性・LTVから優先セグメントを選びます。
MISTAKE 03
KPIを増やしすぎる
改善:KGIに影響する少数の先行指標へ絞り、確認頻度と責任者を決めます。
MISTAKE 04
全部を同時に進める
改善:効果、確度、工数、緊急度で順位を付け、90日単位で検証します。
CONNECTIONS
前後の領域とつないで使う
ウェブマーケティングは、この領域だけでは完結しません。前の領域から判断材料を受け取り、次の領域へ成果物を渡します。
PREVIOUS
全体マップ
事業全体の中で戦略立案の位置を確認する
NEXT
顧客理解
仮説を市場・競合・顧客の事実で検証する
START HERE
戦略立案を、実務に使える知識へ
まずは現在の課題に最も近いテーマを一つ選び、成果物を作りながら学び始めてください。
PRACTICE & NEWS
戦略立案の実務記事・ニュース
基本を理解した次は、具体的な進め方と最新の変化を確認しましょう。実務記事は手順とチェック項目、ニュース解説は公式情報と仕事への影響を中心にまとめます。
施策を増やす前に作りたい、Webマーケティング戦略シート
考え方だけで終わらせず、実務で使える手順とチェック項目まで整理します。
Google Marketing Live 2026から考える、AI時代の広告戦略
公式発表の要点と、担当者が確認すべき実務への影響を分かりやすく解説します。
記事は現在、内容と表示を確認しながら公開準備を進めています。