Day4|集客チャネルとコンテンツ設計

BEGINNER COURSE / DAY 04 OF 06

Day4|集客チャネルとコンテンツ設計

SEO、広告、SNSを流行で選ばず、顧客の情報行動・目的・時間軸・予算から、届くチャネルとコンテンツを設計します。

学習目安 90–120分演習 30分初心者向け

このDayで、できるようになること

  • 主要チャネルの役割と得意・不得意を比較できる
  • 顧客ジャーニーに合わせてチャネルを選べる
  • 訴求とコンテンツを段階別に設計できる
  • SEO(検索エンジン最適化)・広告・SNS(交流型メディア)の計画を作れる

STARTER GLOSSARY

先に知っておく用語

この先で登場する言葉を、最初に短く確認します。完全に暗記する必要はありません。分からなくなったら、ここへ戻ってください。

オーガニック流入(広告ではない自然流入)
広告費を直接支払わずに得る検索・SNS等からの流入。
検索意図(検索の目的)
検索行動の背後にある目的。
CTA(Call To Action/行動喚起)
次の行動を促すボタンや案内。
リターゲティング(再訪を促す広告)
一度接点を持った人へ再度広告を届ける方法。
SEO(Search Engine Optimization/検索エンジン最適化)
検索を通じて、必要な情報を適切な相手に見つけてもらう活動。
検索広告(検索連動型広告)
入力された検索語に応じて表示される広告。
オウンドメディア(自社保有メディア)
自社が保有・運営する情報発信媒体。
SNS(Social Networking Service/交流型メディア)
利用者同士が情報を発信・共有し、継続的な関係をつくる媒体。

CHAPTER 01

1. チャネルは顧客行動から選ぶ

チャネル選定の出発点は「自社がやりたい場所」ではなく「顧客が情報を探し、比較し、信頼を形成する場所」です。

LESSON SLIDE 1-A全体の考え方
01検索:明確な疑問やニーズを持つ人に届く
02広告:対象とタイミングを指定し、早く検証できる
03SNS:継続接触と共感、発見を生みやすい
04メール・LINE:既に接点のある人との関係を深める
上から順に暗記するのではなく、4つがどうつながるかを説明してみましょう。
LESSON SLIDE 1-B具体例で理解する

人気のSNSを始めれば届く?

最初の考え

流行している短尺動画を毎日投稿した

起きたこと

意思決定者は検索と業界メディアで情報収集していた

考え直す視点

顧客の情報行動からチャネルを選ぶ

考えてみる: 自社では、同じ思い込みが起きていないでしょうか。

押さえるポイント

  • 検索:明確な疑問やニーズを持つ人に届く
  • 広告:対象とタイミングを指定し、早く検証できる
  • SNS:継続接触と共感、発見を生みやすい
  • メール・LINE:既に接点のある人との関係を深める

自分の仕事に置き換える

この考え方が現在の仕事のどこに当たるか、一つ具体例を書いてください。

CHAPTER 02

2. SEO・広告・SNSの使い分け

SEOは蓄積性、広告は即時性、SNSは関係性に強みがあります。どれか一つが常に正解ではなく、目標達成までの時間と顧客の行動で組み合わせます。

LESSON SLIDE 2-A全体の考え方
01短期検証:検索広告やSNS広告で訴求を試す
02中長期資産:SEOとコンテンツで検索需要を受け止める
03信頼形成:事例、専門家発信、動画で理解を深める
04再接触:メール、LINE、リターゲティングで検討を支える
上から順に暗記するのではなく、4つがどうつながるかを説明してみましょう。
LESSON SLIDE 2-B具体例で理解する

SEOか広告、どちらが正解?

最初の考え

長期資産だからとSEOだけに集中した

起きたこと

需要と訴求が未検証で、成果まで半年以上かかった

考え直す視点

広告で仮説を早く試し、勝ち筋をSEOへ蓄積する

考えてみる: 自社では、同じ思い込みが起きていないでしょうか。

押さえるポイント

  • 短期検証:検索広告やSNS広告で訴求を試す
  • 中長期資産:SEOとコンテンツで検索需要を受け止める
  • 信頼形成:事例、専門家発信、動画で理解を深める
  • 再接触:メール、LINE、リターゲティングで検討を支える

自分の仕事に置き換える

「分かっている事実」と「まだ想像していること」を二つに分けてください。

CHAPTER 03

3. コンテンツはファネルごとに役割を変える

認知段階でいきなり商品説明をしても動きません。顧客の疑問が変わるたびに、必要なコンテンツも変わります。

LESSON SLIDE 3-A全体の考え方
01課題認識:チェックリスト、入門記事、短尺動画
02情報収集:解説、手順、用語集、ウェビナー
03比較検討:比較表、料金、導入事例、FAQ
04決定・利用:デモ、相談、導入ガイド、活用支援
上から順に暗記するのではなく、4つがどうつながるかを説明してみましょう。
LESSON SLIDE 3-B具体例で理解する

すべての人に同じ商品説明?

最初の考え

認知直後の人にも料金表と申込を見せた

起きたこと

まだ課題を整理できず離脱した

考え直す視点

認知・情報収集・比較・決定で疑問とCTAを変える

考えてみる: 自社では、同じ思い込みが起きていないでしょうか。

押さえるポイント

  • 課題認識:チェックリスト、入門記事、短尺動画
  • 情報収集:解説、手順、用語集、ウェビナー
  • 比較検討:比較表、料金、導入事例、FAQ
  • 決定・利用:デモ、相談、導入ガイド、活用支援

自分の仕事に置き換える

今やっていることのうち、目的を説明できないものに印を付けてください。

CHAPTER 04

4. 90日間のテスト計画

最初から完璧な年間計画を作らず、仮説・対象・訴求・指標を決めた小さなテストを回します。結果が良い組み合わせに資源を寄せます。

LESSON SLIDE 4-A全体の考え方
01仮説:誰に何を伝えると、どの行動が増えるか
02最小施策:一つの対象、一つの訴求、一つのLP
03判定指標:量・質・費用をセットで見る
04学習記録:成功・失敗の理由を次へ残す
上から順に暗記するのではなく、4つがどうつながるかを説明してみましょう。
LESSON SLIDE 4-B具体例で理解する

年間計画を完璧に作る?

最初の考え

12か月分の投稿テーマを先に固定した

起きたこと

3か月目に顧客反応が違っても変更できなかった

考え直す視点

90日単位で仮説・判定基準・学びを更新する

考えてみる: 自社では、同じ思い込みが起きていないでしょうか。

押さえるポイント

  • 仮説:誰に何を伝えると、どの行動が増えるか
  • 最小施策:一つの対象、一つの訴求、一つのLP
  • 判定指標:量・質・費用をセットで見る
  • 学習記録:成功・失敗の理由を次へ残す

自分の仕事に置き換える

この考え方が現在の仕事のどこに当たるか、一つ具体例を書いてください。

MODEL CASE / THINK FIRST

ミニケース:SEOと広告、どちらから始めるか

新サービスで検索需要と訴求の正解が不明なら、まず少額の検索広告で検索語・反応・問い合わせ品質を確かめます。勝ち筋が見えたテーマをSEO記事と比較ページへ展開すると、短期の学習と長期の資産形成を両立できます。

ある企業の改善記録最初の仮説

投稿量を増やせば、認知と売上が伸びる

月間投稿8 → 40
表示回数4.6倍
問い合わせ+3%
しかし、実際には…

見られてはいましたが、対象顧客が使うチャネルではなく、次の行動もありませんでした。

本当のボトルネック

検索・比較・相談の流れに合わせ、コンテンツごとに役割とCTAを設定しました。

答えを見る前に、3分考えてください
  1. この会社は、どの数字だけを見て判断していましたか。
  2. 顧客が広告をクリックした後、どこで迷ったと考えられますか。
  3. あなたなら、次の1週間で何を一つ確認しますか。

WORKSHOP

手を動かして、自分の仕事に置き換える

一つのペルソナについて、認知・情報収集・比較・決定の4段階に「疑問・コンテンツ・チャネル・CTA(行動喚起)・KPI(中間指標)」を配置してください。

このDayの成果物チャネル選定表+コンテンツマップ+90日テスト計画

SELF CHECK / Q&A

理解度チェック

まず自分の言葉で答えてから、「回答と解説」を開いてください。

Q1チャネル選定で最初に見るべきものは何か
回答と解説

顧客がどこで情報を探し、比較し、信頼を形成するかという情報行動です。

Q2SEO・広告・SNSの強みを一言で説明できるか
回答と解説

SEOは蓄積性、広告は即時性、SNSは関係性に強みがあります。

Q3認知段階と比較段階でコンテンツはどう変わるか
回答と解説

認知では課題理解を助け、比較では違い・証拠・費用・不安解消を示します。